研究主題 (令和5年度)
わかる・できる喜びを味わい、精一杯頭を働かせ体を動かす子どもの育成
~ 育成を目指す資質・能力の明確化と「 見通し」及び「振り返り」の充実を通して~
めざす子ども像
体育 低学年:夢中になって運動する子ども・・・・・・・よく見る
中学年:めあてを意識し考えて運動する子ども・・・よく見て気づく
高学年:工夫し学び合いながら運動する子ども・・・気づいて改善する
国語 低学年:相手の話をよく聞き、自分の言葉で伝わるように話す子ども
中学年:思いや考えを伝え合い、それぞれの見方や考え方のよさに気づく子ども
高学年:目的や条件に沿って計画的に話し合い、考えを深める子ども
研究主題に迫るための視点
(1)体育科・国語科において育成を目指す資質・能力に適した運動、言語活動の充実① 育成を目指す資質・能力の明確化
・つけたい力の明確化
・前後の学年の単元と関連付けた系統的な指導
・各単元で重点的に指導する内容の整理
② 資質・能力の育成に適した活動の設定
・単元 構成 の工夫
・課題設定の工夫
・場の設定
(2)「見通し」及び「振り返り」の充実
① 見通しについて
・具体的な単元のゴールの設定
・児童との活動計画や目的の共有化
・学習計画表やカードの作成及び活用
② 振り返りについて
・振り返りの観点の明確化
・児童自身による評価の観点の意識化
・発達の段階に応じた具体的な記述の指導
校内研修会 2月16日(水)
『個別最適な学びを実現する国語科の授業づくり』
山形大学より講師の先生をお招きして、校内研修会を開催しました。個別最適な学びとは。その目的は。本質に立ち返りながら、考える研修となりました。講師の先生の実践に基づく講話に登場する子供たちの表情がとても豊かで、学ぶことを楽しんでいることがうかがえました。個別最適な学びの実現に向けて、教師は何をするのか、あらためて確認できる有意義な研修となりました。第4回 授業研究会 12月13日(水)
第1学年 国語科『じどう車くらべ』
本時の目標・それぞれの自動車の「つくり」は、どのように書かれているか読み取ることができる。
授業の様子
この単元のゴールは、「かっこいいオリジナルのじどう車ずかん」をみんなでつくることです。今日の授業では、バス、トラック、クレーン車の「つくり」を読み取りました。いろいろな自動車の「しごと」と、そのための「つくり」を結び付けながら考え、どんな事を図鑑に書けばよいのか考えていました。一人でも、自分の考えをしっかり言うことができ、安心して楽しく学んでいる子供たちの姿がとってもよかったです。
第3回 授業研究会 11月28日(水)
第4学年 国語科『世界にほこる和紙』
本時の目標・「世界にほこる和紙」を読んで、それぞれの事例が何を説明するために述べられているのかを読み取ること ができる。
授業の様子
この単元のゴールは、自分が選んだ伝統工芸について、リーフレットをつくることです。今日の授業で、子供たちは、例をあげて説明をすると、よさや思いがよりよく読み手に伝わるのだということに気づいていたようでした。前向きな学習への取り組みも、すばらしかったです。
第2回 授業研究会 9月6日(水)
第2学年 体育科『走って かわして お宝ゲット』
本時の目標・攻め方や守り方を選び、考えたことを友達に伝えたり、作戦カードやワークシートに書いたりすることがで きる。
授業の様子
スタートラインから、相手チームが守るゾーンを抜けてゴールラインにボールを運ぶために、攻め方と守り方をグループで作戦を立て、ゲームに臨みました。攻め、守りの動きの中に、さまざまな運動の要素が盛り込まれていました。
第6学年 体育科『高みを目指して ジャンプ!ジャンプ!』
本時の目標・自分の課題や、その解決の方法を話し合い、工夫して練習している。
授業の様子
・より高く跳ぶためのポイントを、タブレットで撮影した動画を確認したり、グループの仲間で気づいたことを伝え合ったりする活動を通して、自己記録の更新をめざし、練習に取り組んでいました。
第1回 授業研究会 6月20日(火)
第3学年 体育科『仲間とラリーをつなげ!プレルボール』
本時の目標・片手や両手を使って、基本的なボールの操作ができる。
・自己やチームの課題を考え、友達に伝えることができる。
授業の様子
1回目の試合後に、2回目の試合に勝つための作戦を考えました。2回目の試合には、その作戦が生かされ、素晴らしいゲームが展開されました。
第5学年 国語科『対話の練習「どちらを選びますか」』
本時の目標・立場を明確にしながら討論し、多面的に物事をとらえることについて、考えを広げることができる。
授業の様子
「将来暮らすなら田舎か都会か」「校長先生におススメするなら山か海か」のテーマに沿って討論を行いました。始めは、相手に勝つためにとの思いで討論に臨んでいた子どもたちも、相手の主張を聞くことで、2つの立場から考える良さに気づいていました。