梓山(ずさやま)大根とは
山形在来作物研究会編「どこかの畑のかたすみで」より
1 名前の由来
米沢市万世町梓山(ずさやま)の地名に由来し、米沢藩九代藩主
上杉鷹山(ようざん)産業振興として梓山地区に栽培をすすめた大根
だと言われています。
2 由来
直江兼継(なおえかねつぐ)が米沢に移封のおり、種を持ってきた
という説や
米沢市内に広く自生する弘法大根を改良したもの
などの説があります。
3 主な調理法
漬け物、サラダ
4 特徴
青首大根で、普通の大根より細身で先細り。辛みがある。
5 歴史
昔は大根の市が立つほど栽培されていたが、近年ほとんど作られなく
なっていました。地元の釜田恵治さん一人が守り続け、平成8年より
万世小学校の児童も一緒に栽培するようになりました。